自分のやりたいことに関するちょっとしたメモ
■函館だからこそ起こってしまった「観光」に対する誤解を解きたい
・「観光客を観光スポットに連れて行って、おみやげやらなんやら色々買って、お金を落としてもらう」
ことが「観光の本質」ではないこと。
・「マスツーリズム」とはなんなのか。マスツーリズムの衰退が意味すること。
・「地域外の資本の影響」、「広域連携をせず足の引っ張り合いをして、結局広域の魅力を落としている」などのロスが予想される。
・「観光客は満足しているのに、住民が不満を持っている」という状態では意味がない。
・「函館の、函館市民の生活をのぞき見させていただく」という原初の観光の形態。
・別に海外でなくても、国内の別の地に赴くだけでも十分「異文化体験」=「楽しみ」になる。
・だからこそ、自分は「函館市民の満足」を優先的に実現させていきたい。
・その満足の上で、旅行客をもてなす「ホスピタリティ」を実践すればいい。
・市民が満足できる状態ならば、観光客も満足できるものになる可能性は高い。
・観光客を満足させたかったら、まずは住民を満足させることだ。
・だからこそ、函館の公共交通機関(バスも)を乗りやすくしたかったり
・住民が満足すれば、観光客の満足につながる。
・観光客が満足すれば、それを通じて観光業だけでなく飲食業、小売業などの根底にある2次産業、農林水産業の活性につながり、地域の活性、満足につながる。この好循環を長いスパンで創り上げなければいけないと思っている。
・函館はハード面の資源が多いが、実際はそれを守っている「人」が最大の観光資源。
・「交流」という面でのアプローチ…お店以外でも、地域の人による交流が観光客に満足を与える。
・例えば、地域の人が集まるカフェで談笑、情報収集。
・そのためには、地域の人と観光客、両方来るような「場づくり」が必要。
・だからこそ、最初に「観光客向け」の施設を作っても意味がない。集客しづらい。
・最近の観光客のニーズは「函館の人が普段通うような『良質』なスポット」を探している
・つまり、「市民のリアルな(ホンモノの)生活」に対するニーズがある。
・「市民が普段使うところ」=「普段使うほどに良いトコロ」
・忘れてはいけない重要な面「市民は日常過ぎてきづいていないが、他の地域からすると特徴的なところ」
・例えば「朝にイカ刺しを食べる」とか、「年末は中島廉売に行って買出しをする」とか、「夏場に昆布干しのアルバイト」をやるとか、
・これが観光客にとって「体験してみたい」ということだったりする。
・「その地域特有の文化を体験してみたい」というニーズ